私が死んだ後に、もし誰かが口笛でこの旋律を...

今回は、「チェロ協奏曲 ホ短調 作品85」をご紹介します。

イギリス出身の作曲家、エルガーの名前は「愛の挨拶」や「威風堂々」でよく知られていますね。

特に威風堂々は学校の授業で演奏したり、卒業式で流れていたという記憶のある方も多いのではないでしょうか。

サー・エドワード・ウィリアム・エルガーがこのチェロ協奏曲を作ったのは1918年。第一次世界大戦終戦の年です。

その人気はドヴォルザークのチェロ協奏曲と双璧をなすと言っても過言ではないでしょう。

今では高い評価と人気を得たエルガーのチェロ協奏曲ですが、初演当時は不評だったようです。

その批評を覆し、人気を不動のものとしたのが、同じイギリス出身のチェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレです。

彼女自身も情熱的な演奏と美貌から、夭折の天才チェリストとして名高いですね。

If ever, after I’m dead, you hear someone whistling this tune on the Malvern Hills, don’t be alarmed. It’s only me.

引用元 : The MALVERNS

[THE ELGAR FESTIVAL BRINGING 'ELGAR TO EVERYONE' -STARTS 30 MAY 2019]


エルガーが友人に対して、「私が死んだ後に、もし誰かが口笛でこの旋律をモールヴァーンの丘で吹いていたら怖がらなくてもいい。(そんなことをするのは)僕しかいないから。」と語ったというエピソードがあります。

エルガー自身もこの楽曲を気に入っていて、彼を代表する曲であると考えていたようです。


ちなみに管理人は「指揮 : SINOPOLI、チェロ : MISCHA MAISKYのPHILHARMONIA ORCHESTRA」の演奏が好きです。

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