好きなことを仕事にする

「好きなことを仕事にしたい。」

こう思ったことのある方は多いのではないでしょうか?

趣味の楽器が高じて演奏家やインストラクターに、趣味のアクセサリー作成がハウツー本の出版や店舗を持つに至ったなど聞くと、うらやましく感じますよね。


しかし、せっかく好きなことを仕事にできたけれど、「仕事にしたら嫌いになってしまった。」こんな話もよく聞きますね。

中には、「好きなことと仕事は分けるべきだ。」という意見もあります。


今回は、好きなことを仕事にしている方についてご紹介します。



有松絞の職人さんにお話を聞く機会がありました。

御年90歳。小学校低学年の時から、80年以上絞りを続けています。

この職人さんは絞りが本当に好きだと、笑顔で言っていました。

毎日朝起きてから絞りをやるのは、夜23時までと決めているそうです。長時間の絞りのお仕事も、まったく苦にならないとのこと。


「好きだとね、上手になるよ。上手になると、もっと好きになって、楽にできるようになって、疲れなくなって、楽しくできるようになるよ。」


彼女の口癖です。

上手くできている絞りを見つけては、「この人はこの模様が上手だから、きっとこの模様が好きだね。」と、嬉しそうに作品を眺めています。絞りを上手にやってくれる人がいると、本当に嬉しくなるそうです。


人生一度きり。

「絞りは定年のない仕事だから、ずっと続けられる。死ぬまで、ずっと絞りをやっていたい。」

こう言えるような人生を送ってみたいですね。

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