フローラン・シュミットとロートレアモン伯爵

音楽と文学の関係性についての第二段です。

フローラン・シュミットは、20世紀前半にフランスで活躍したフランス6人組の内の1人です。

ロートレアモン伯爵は本名をイジドール・リュシアン・デュカスといい、ウルグアイ生まれのフランスの詩人です。19世紀後半を生きた詩人ですが、彼の作品が評価されたのは20世紀に入ってからでした。


フローラン・シュミットは、ロートレアモン伯爵の『マルドロールの歌』の一節、

J'entends dans le lointain des cris prolongés de la douleur la plus poignante.

遥か遠くから、苦痛に満ちた叫び声が聞こえる。

に触発され、『Ombres Op.64-1』を作曲しました。

この曲は第一次世界大戦下の1917年に作曲され、冒頭に登場する主題は戦争の悲惨さや、絶望を表現していると言われています。


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